新着情報

2023/04/21
「さそり座」に新星らしい新天体を発見検出
紀伊熊野天文同好会から見出しの速報を頂きました。
               運営委員

「天文電文等は西オーストラリア州ネッドランズのアンドリュー・ピアース(Andrew Pearce)さんが4月20.6787日(UT)にキャノン800D+85mm(f/1.2)で撮像した3画像上で8.0等の明るい新天体を検出発見したことが報じられています。
同機材で撮像した4月19.690日(UT)と4月18.693日(UT)の画像では検出位置には新天体は検出できなかったそうです。また、4月20.705日(UT)の画像には8.0等で確認できたそうです。
検出位置は
赤経 R.A.= 17 h 22 m 44.90 s , 赤緯 Decl.= −41゚ 37 ' 16.0 " (2000.0年分点)
であるとしています。
 また、国立天文台からの連絡として、静岡県の西村栄男さんが4月20.80069日(UT)にキヤノンEOS6Dデジタルカメラ+200mm(f/3.2)で撮像した3画像から、この新天体を検出し独立発見されたことを報じています。」

2023/04/16
4月の黒点観測報告(中間)
15日までの観測報告をいたします。9日までは全体に低調でしたが10日からにわかに群の数が増えだして、南半球では2っのF型の群が発生しました。ただ2つとも大きな暗部は無くて見ごたえがありません。11日以降は全体の相対数も100を超えてきました。
            佐野康男

(19KB)

2023/04/14
「おとめ座」で新星らしい天体を検出
紀伊熊野天文同好会から見出しの速報を頂きました。
               運営委員
         
 「鎌ヶ谷市の清田誠一郎さんが 28cmシュミットカセ鏡+QSI632ws CCDで撮像した画像上で4月 13.5498日(UT)に「おとめ座」で14.0等の新星らしい新天体を検出発見していることが報じられています。
検出位置は
赤経 R.A.= 12 h 36 m 38.06 s , 赤緯 Decl.= +02゚ 13 ' 28.1 " (2000.0年分点)
であるとしています。
なお、名寄市の佐野康夫さんが4月13.5496日(UT)にこの新天体を確認撮像いることが報じられています。」
2023/04/07
3月の黒点観測報告
3月は25日間の観測をおこない、全体の月平均相対数は2月とほぼ横並びの118.9でした。南北別に見ると北が57.4 南が61.6南がやや優位で先月の北優位から逆転しました。また6日は相対数が221と1月以来の200代がでました。
2日に北半球に出現したN50群はJ→H→D→C→E→Fと最大33個の暗部を持つまで発展しましたが、特に目をひくまでにはいたりませんでした。           佐野康男

(32KB)

2023/04/05
「ヘルクレス座」の新天体は移動天体かも?
紀伊熊野天文同好会から先にヘルクレス座内の新星かと報告した天体は移動天体の可能性があると連絡がありましたので報告します。
                   運営委員
 
「 静岡県掛川市の西村栄男さんが3月31.75362日(UT)にキヤノンEOS6Dデジタルカメラ+200mm(f/3.0)で撮像した6画像から「ヘルクレス座」で検出した新天体は、移動天体かも知れない可能性が出てきましたようです。

西村栄男さんが3月31.75362日(UT)の検出位置は
赤経 R.A.= 17 h 23 m 37.34 s , 赤緯 Decl.= +19゚ 02 ' 55.5 " (2000.0年分点)
中村祐二さんの3月31.7157日(UT)観測では
             37.34 s ,            52".1
名寄市天文台の渡辺文健さんの4月2.580日(UT)観測では
37.38 s, 52".6
であるようです。」
2023/04/03
Discovered Star Information 20230403
★☆★ ヘルクレス座の発見星 ☆★☆
  ( TCP J17233734+1902555
            / Hercules )


CBAT "Transient Object Followup Reports"
 に下記の発見星のデータが掲載されました。

TCP J17233734+1902555
 2023 03 31.7536*
 17 23 37.34 +19 02 55.5
 13.3 U Her 9 2

4月2日へと日付が変わったころ、撮影しました。
薄雲があり、西空に低くなった月があり、条件は
よくありませんでしたが、その姿が見えました。
           by nazu

765-1.jpg

2023/04/02
「ヘルクレス座」に新星らしい新天体を発見検出
 紀伊熊野天文同好会から見出しの情報を頂きましたので報告します。   運営委員

天文電文等は静岡県掛川市の西村栄男さんが3月31.75362日(UT)にキヤノンEOS6Dデジタルカメラ+200mm(f/3.0)で撮像した6画像から「ヘルクレス座」で13.3等の新星を検出発見されたことを報じています。
検出位置は
赤経 R.A.= 17 h 23 m 37.34 s , 赤緯 Decl.= +19゚ 02 ' 55.5 " (2000.0年分点)
であるとしています。
 なお、同機材によって3月29.74858日(UT)に撮像した画像では検出できなかったそうです。
2023/03/31
Space Station Flight Information 20230331
国際宇宙ステーション飛行予想情報
         20230330ISE_No_154


2023/4/1-2023/4/23までのISS飛行情報を作成しましたので、アップします。

                      by Astron NaZoo

763-1.gif (112KB)

2023/03/23
紫金山・アトラス彗星の光度予想
紀伊熊野天文同好会から見出しの情報を頂きました。

    COMET C/2023 A3 (紫金山・アトラス彗星TSUCHINSHAN-ATLAS)
 この新彗星は紫金山天文台の新天体捜索で1月9日(UT)に19等で検出された新天体で移動が微少であったために新星候補として発表されていましたが、その後、前後の観測から移動天体で有ることが判明して小惑星候補とされていました。
 その後"Asteroid Terrestrial-Impact Last Alert System" (ATLAS)の捜索観測で新たに検出され、0.1〜0.5秒長の尾があることが判明して、この天体が1月9日(UT)に紫金山天文台(Purple Mountain Observatory's XuYi Station(POM))で検出されている移動天体と同一の天体であることが判明して2つの名前が付けられたそうです。
この彗星に関しての光度観測や尾の長さに関しての追跡観測報告等から、光度も尾の長さも観測時間によってバラツキがあることから,彗星本体が縦方向の回転に加えて横方向にも回転しているように考えられますが・・・・。
 この新彗星は2024年10月には地球に0.47AUまで接近することが判明していて、その頃の予想光度は−2〜2等と肉眼彗星になるような光度予想が発表されています。
                   運営委員
                  
  

762-1.png

2023/03/22
「わし座」で新星らしい新天体を検出
紀伊熊野天文同好会゜から見出しの情報をいただきました。

 群馬県嬬恋の小嶋正さんが3月20.8155日(UT)に「わし座」をキャノンEOS 6D (+300mm F/3.2)を使用し4秒露出で撮影した3画像上で12.3等の新星らしい新天体を検出発見したことが報じられています。
なお、2022年10月29.403日(UT)に同機材で撮像したものと2023年2月21.824日(UT)にEOS 6D + 200mm f/3.2で撮像したものでは、この新天体の位置には何も検出するルことが出来なかったそうです。
 発見検出位置は、
赤経R.A.= 19 h 49 m 42.80 s , 赤緯 Decl.= +10゚ 43 ' 39.0" (2000.0年分点)
であるとしています。
                運営委員

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