天体写真+α
2025/11/13
☆Star☆ Information 20251113
★☆★ 「ペルセウス座」から 「ぎょしゃ座」 ☆★☆
つるべ落としで、日が沈むころ、
東の空に、カペラが顔を出します。
そして、夏から秋への天の川が
地平線に立ちます。 by nazu
2025/11/13
低緯度オーロラが観測されたようです
昨日、北海道や能登で低緯度オーロラが観測されたというニュースがありました。現在、出現している大きい黒点で9日から11日にかけてXクラスのフレアの発生したことによるもので、
11日19時ごろ(日本時間)にはX5.1のフレアが発生したとのことです。
ここ数日、天候不良で撮影できず、11日もこの画像を撮影した直後から雲に覆われてしまいました。(出口)
2025/11/09
11/7のLemon/Swan彗星@ひたちなか
今回もSmart望遠鏡DWARF3で題記の彗星を馬渡自宅の2階バルコニーにて撮影しました。C/2025 Lemon彗星は、露出時間が短かく、且つ、薄雲のせいか、前回より尾が写りませんでした。
C/2025R2 SWAN彗星は、彗星核が分裂したといわれています…そこで、合成の影響が彗星の核の伸びに現れにくいように、露出時間を3.5分と短めにし、且つ追尾精度の良いものを選んで、Metcalfコンポジットしました。左上に拡大した彗星像を示します。
…彗星の核が、星の移動方向と若干異なる方向に伸びているように見え、これが彗星核が分裂した状態を示しているように思えますが…
XMASAX@ひたちなか 2025/11/9 22:35記
2025/11/06
11/1のレモン彗星の尾
11/1 に撮影したレモン彗星ですが、若干邪道かなと思いつつも画像が破綻してしまうほど強調を重ねて淡い尾を強調してみました。
(頭部は潰れています。)
途中で枝分かれしてウネウネとくねっている部分も尾でしょうかね?
11/4〜5日、検査入院していたのでアップが遅れてしまいました。
(山本憲行)
2025/11/06
11/3のLemon彗星とM12球状星団
今回は、彗星とM12を同一視野にいれるため、スマート望遠鏡DWARF3で、1.5x1.5のモザイク撮影に挑戦しました。撮影途中に2機の飛行機が横切り、Live Stack画像を台無しにしたため、アプリDWARFLABで再スタックして、出力したJPEG画像をアップします。
モザイク撮影は、星図上で縦横の拡大率とレイアウトを指定するだけで、あとはDWARF3が4か所に自動移動・撮影し、スタックしてくれました。
さらに、再スタックでは、飛行機の画像が自動的にスタック対象から排除され、消えた画像が得られています。
彗星と星団が下のほうになった理由は、11/1の画像から彗星の尾が左上まで伸びると思っていたためです。
しかし、最初に撮影した架台の位置が悪くて、電線が写りこんで台無しになったため、架台の位置を西空の開けた位置に移動してから撮影しました。
このため、いつもより、撮影時刻が30分以上遅れ、高度が低い状態だった点、各露出時間が2分と短い点、及び画像調処理をしていない点から、尾の長さが短く写りました。
また、高度が低くて光害の影響を受け、モザイクの継ぎ目が少し目立っています。
ともあれ、今まで面倒だったこれらの一連のモザイク撮影が簡単に行えるとは、スマート望遠鏡、おそるべし。
今回、ちょっとアップが遅れましたが、DWARF3がPCにUSB接続できないトラブルやWiFi接続できないトラブルがあったためです…一応、すべて解決できました。
XMASAX@ひたちなか 11/6 13:05記
2025/11/03
11/1のA6Lemo/R2Swan 2つの彗星@ひたちなか
11/1は10/30より、良く晴れたので、C/2025 A6 LemonとR2 Swanを新兵器スマート望遠鏡DWARF3(EQモード)で撮影しました。薄雲が無かった分、10/30より、きれいに鮮やかに撮影できました。
A6 LemonはMetcalf Compositeまででしたが、細かなイオンテールのディーテールが画面隅まで写り、迫力ある画像になりました。
R2 Swanは,Metcalf+90sのStar Staticで仕上げてみました。こちらも前回より、きれいに撮影できました。
XMASAX@ひたちなか 11/3 15:30記
2025/11/02
11月1日のレモン彗星
長いイオンテイルを伸ばしたレモン彗星ですが、拙宅からこの尾が電子観望で見えるかどうか確認しました。いつもの77oBorg望遠鏡でZWOのCMOSカメラで撮像しましたが、2〜3分のライブスタックでかすかにひも状の画像が浮かんできました。添付の写真はコマから尾にかけて3枚の画像を合成したものです。11月01日18h04m〜18h17m 露出4sec×50枚=200sec Gain450 CBPfilter ASI585MCP Borg77EDU 奈良市(渡邉)
2025/10/31
昨夜の2つの彗星@ひたちなか
昨夜は、この秋一番の快晴でしたので、自宅2階ベランダで、新兵器スマート望遠鏡を初めてEQモードで撮影しました。1枚目は、夕方のC/2025 A6 Lemon彗星で、15s 65コマをMetcalfコンポジット&星消し、最初の3枚分45sを星の静止画として合成しました。
今回は、FOVのセンターずらしに挑戦し、上手くいき、今までにない、画面からはみ出すほど尾が伸びる大型彗星らしい画像となりました。
もちろん、ノートリミングで、これまでの画像は、AZモードなので上が天頂方向で、ほぼ上方向に尾が伸びていましたが、今回はEQモードなので、上が北で、尾は左上に伸びています。
尚、肉眼では、彗星はおろか、星も見えず、7x50の双眼鏡でも彗星は見えず、かろうじて幾つかの星が見える程度の西の空、それくらい光害が酷いところです。
実は、原因不明ですが、追尾が暴れたので、96枚中2/3だけを使いました…全部の画像をStellaImageで合成すると、星も彗星も消えてしまう不具合…これはStellaImageのバグなんだろうなぁ…
2枚目は、C/2025 R2 Swanで、15s 61コマ撮影しました。Lemonと比べると、尾も無く貧相です. まぁ、普通の彗星ですが、こちらはエメラルドグリーンがちょっとだけ奇麗です。
こちらも、追尾が暴れましたが、スクリーニングが面倒なので、全部をMetcalfコンポジットしただけに止めましたが、上手く合成できました(夜空が暗くて、十分な星があったからだろうけど)…
この彗星は、DWARF側にバグがあり、彗星がFOVセンタから大きく外れて自動導入されるので、撮影がちょっと面倒です。
真ん中に持ってこようと努力したのですが、自動追尾しながらワンボタンで自由にFOV方向を変える機能が無い(この点、改良の余地がある)ので、ちょっと真ん中から外れました。
再々撮影しようとしたのですが、いつの間にか雲が一面に広がっており、撮影できませんでした。
こちらもノートリミングで、北が上です。
これらの2画像のクオリティを見ると、光害の酷い、ひたちなかでの、この程度の撮影では、重い赤道儀と望遠鏡・ガイド鏡、CMOSカメラをセットし、
極軸調整し、PCでSynScanPro/PHD2/ SharpCap /Sterallium (StellaNavigator)など多数のアプリを起動・連動させて、撮影していたのが馬鹿らしくなります…
XMASAX@ひたちなか 10/31 14:12、15:05, 16:55一部補足修正














