天体写真+α

2023/08/23
C/2023 P1 西村彗星とC/2020 V2 ZTF彗星
・8/21にC/2020 V2 ZTF彗星の2夜目(BKP200+X5+CBP, 4.5min)を撮影しました。結構、雲が多かったのですが、その雲間をついて何とか撮影できました。前回の8/18より薄雲が無かったのか、結構、エメラルドグリーンが写りました。この後、C/2023 P1西村彗星を撮ろうと思ったのですが、すっかり曇ってしまったので、鏡筒を撤収しました…鏡筒撤収直後に、にわか雨が降ってきて、バッテリーと赤道儀は少し濡れ、危ない所でした。

・次の日8/22夜に晴れていたので、赤道儀のシートを外して鏡筒を赤道儀まで運んだところ、曇ってしまい、諦めました…居間でうたた寝していて、3:00頃に目が覚めたので、Atom Cam Swingで夜空を確認したら、良く晴れていたのだけど、天文薄明が間近なので、西村彗星撮影のために、鏡筒を出して赤道儀をセットするか迷いました…ただ、今年になって北北東方向にある木が異常に成長し、木の枝が撮影の邪魔になりそうだったので、その干渉の有無の確認も兼ねて、ダメ元で手早く、鏡筒をセットしました。

・幸い、セットアップがノートラだったので、天文薄明が進む中、露出時間は短いですが、何とか撮影できました:2枚目(BKP200+X5+CBP, 3min)、3枚目(61EDPHU+SV405CC+UHC、2.4min)に添付します。
・西村彗星は、尾は写りませんでしたが、前回の冷却CMOSカメラSV405CCの白黒問題は、保存設定ミスであることが判り、今回はカラーで奇麗なエメラルドグリーンの彗星が取れました。

・SV405CCは、薄明で空が明るくなる中、少しでも多くの枚数を取るため、最大ゲインで撮影…この結果、非常に荒れた画像になりました…画像処理でごまかしています。
・X5の写真は、ZTF彗星と西村彗星が同程度の規模で写っていますが、条件良く露出をかければ、西村彗星はもっと映るはずのような気がします…

・GPV/SCW予報は、8/21,22とも雨でしたが、実際は晴れており、当てにならず、対応が難しいです…8/24早朝も雨の予報ですが、良い条件で撮り直したいのですが、どうしようか迷っています。

8/23 21:23記 xmasax2023

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2023/08/22
21日のStarlink G6-10
 薄雲の中、予報高度が低い上、明るさも4.3等と暗いのでどうかと思いましたが、なんとか撮影できました。
 山本さんも指摘していますが、予報光度よりも相当明るく見え、今回も肉眼で十分に確認できました。
 1機(30326?)だけ20秒余り先行して飛行していて、まるで水先案内人(?)のようでした。 (出口)

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2023/08/21
17日、18日のスターリンク衛星G6-10群
8月17日の夕方に、打ち上げから16時間後のスターリンク衛星G6-10群を撮影しました。
またその翌日にも撮影できました。この日は衛星群は非常に明るく1〜2等星ぐらいでした。

動画も撮っているので以下のリンクで見てください。

17日動画…… https://www.youtube.com/watch?v=PoDAjHF0lcE
18日動画…… https://www.youtube.com/watch?v=uPm0eoYpY0g

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2023/08/21
Comet Nishimura Information 20230821
☆★☆彡 みっか目の夜明け前
 Nishimura 彗星 ( c/2023 P1 ) ☆彡


     熱い日が続く空に湧く雲、
     夜明け前の低い空は、雲の海。
     夜明け前の雲を見た三日目の薄明開始の時、
     わずかに星々と彗星が見えました。
            by nazu

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2023/08/19
StarlinkG6-10 おおぐまからこぐまへ
2023年8月17日打ち上げのスターリンク衛星G6-10群の22機です。
空全体の薄雲に加え、雲の塊が次々と流れてくる悪条件でしたが、 なんとか撮影することができました。
おおぐま座からこぐま座へ進んだところで影に入っていきました。(出口)

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2023/08/18
C/2020 V2 ZTF彗星
 約2ヵ月ぶりに天体撮影しました。この間、赤道儀をベランダに放置したままだったので、この夏の猛暑で赤道儀が故障していないか心配でしたが、何とか動きました…ただ、ちょっと怪しい動きがあるので、心配は払しょくしていませんが…
 今回は、新兵器のファーストショットとして、題記の彗星を撮影してみました。1枚目は、BKP200(FL1000mm, F5)+EOS Kiss X5+CBPでメトカーフ合成:26分、2枚目は61EDPHU(FL274mm,F4.5)+SV405CC+UHCで加算平均合成:5.17分です。
 SV405CCは冷却CMOSカメラで、初めてなのでパラメータ調整不足があるのか、色があまり出ず、写りは今一つで、KissX5のほうが、星の色が奇麗に撮れています。尚、両者は同期撮影したもので、両者の光軸が不一致なので、どちらの彗星を中央からずれています。

2023/8/18 22:04 記 xmasax@ひたちなか

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2023/08/15
ペルセウス座流星群
極大日もその前日も天気予報が雨だったので、極大の2日前に動画で撮影しました。
約1時間半の露出で25個のPer群が写りました。
(山本憲行)

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2023/08/03
やぎ座α群?爆発火球
会報いせ前号(137号)の鈴木さんの記事に触発されて防犯カメラATOM Camを入手し、7月30−31日の夜にみずがめ座δ群を狙って初めて一晩中連続撮影を行いました。そして添付の大火球が補足されました。もとは動画ですが、画像を40枚ほど切り取って比較明合成を行い静止画に変換しています。経路の最後に爆発を起こして画面では光の粒が飛散しているように見えます。この日に極大を迎えているやぎ座α群ではないかと言われています。  (渡邉)

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2023/08/01
スターリンク衛星G6-7群
渡邉さんと同じスターリンク衛星G6−7群です。
雲が多く見えないだろうと思いながら準備していましたが、直前になって雲が薄くなり、どうにか撮影できました。(出口)

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2023/08/01
スターリンク衛星G6-7群
7月28日に打ち上げられたG6-7群の航跡です。本日は天頂付近を通りました。画像の右側が天頂方向です。スターリング衛星群は天体観測の邪魔にはなりますが、一列に並んで飛行している姿は絶景ですね。  (渡邉)

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