天体写真+α

2023/02/24
Star Information 20230224
☆★☆ サソリが出る夜明け前 ★☆★

   2023年のまだ冷たい北風の吹く昨今。
   夜明け前の山の端近く、夏の星座の一番手、
   「そさり座」が見えるようになりました。

                  by nazu

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2023/02/23
いて座新星
トピックス欄に掲載されている星(TCP J17562787-1714548)が ATel#15911 によると新星(Nova)であると確認されたようです。
幸いにも2月21日未明に雲の切れ間から撮影できたのでアップします。
発見時は9.6等だったのが、撮影時には10.7等級になっていました。(山本憲行)

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2023/02/18
冬の星雲
冬の星空を代表する星雲三題です。オリオン大星雲、馬頭星雲、バラ星雲です。2月16日のZTF彗星撮像後にカメラを向けてみました。  (渡邉百樹 奈良市)

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2023/02/18
ZTF彗星(C/2022 E3)
2月16日にC-MOSカメラで撮像したZTF彗星の姿です。CometBPフィルターを通しましたのでコマの青色と尾の赤色が明瞭になりました。
(渡邉百樹 奈良市)

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2023/02/12
Comet Information 20230212</div>
☆彡★ 頭の上に彗星がきたよ ★☆ミ★
      ZTF(c/2022 E3)彗星


2月9日の午後七時頃、西の地平線に沈もうとしている「金星」
それを追う「木星」、天頂付近には、赤っぽく光る「火星」
高度約80度とはいえ、こけそうになりながら見上げたところに
ありました。さらに身をそらすと、「ZTF(c/2022 E3)彗星」が
微かな存在感をしめしていました。  by nazu

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2023/02/12
火星に接近中のC/2022 E3 ZTF彗星
題記の天文現象ですが、薄雲はあったが撮影しようとした時のPC画面のスクリーンショットをアップします。火星と彗星がほんとに近くにあります。

 先日の光軸・極軸調整の結果が生きて、彗星のGOTO導入は一発でした(今回は、すぐ傍に火星があるので、ロストしても導入は簡単ですけど…)。
 また、ガイド用CMOSカメラとX5のFOV内に火星と彗星があり、光軸もあっている(PHD2画面とX5のクイックプレビュー画面で、火星が写っている。火星の直ぐ左にあるのが彗星)。
 最初は、星が見えない程、雲があったのですが、そのうちに薄曇りになり、ガイドも安定していたので、とりあえず撮影しようとしたら、ガイド用CMOSカメラのUSB認識不良が発生!…望遠鏡の傍に行き、原因を見つけるためにケーブルをいじったりしていたら、デジ一のKiss X5もUSB認識不良に!!?

 USBケーブルとシャッターケーブルの抜き差しやデジ一X5の電源ON/OFFでは、USB認識不良から回復せず…以前の経験から、CMOSカメラとX5のケーブル不良を考えて、別のUSBケーブルに替えたが効果なし…バッテリー消費電力に異常が無いか見るために、バッテリーのボタンに軽く触れて、液晶のライトを(すぐに消えるため)繰返し点灯させていたら、運悪く、ボタンを長押ししすぎて、全電源OFFに。

 これが結果的に良かったのか、電源再投入で、CMOSカメラとX5のUSBが認識可能になるが、しばらくすると、またも、USB認識不良に…再び、バッテリー消費電力見ると、DC出力が8W、AC出力が3〜5Wで揺れていて、異常だ!…シャッターケーブルをX5から外すと、DC出力が5W(ちょっと多い気がするが、正常値をはっきりと覚えていない)、AC出力が0W(6DとX5に電源供給中でも、消費電力が少ないので、これが正常)で、CMOSカメラとX5のUSB認識が復帰。
 ということで、X5と6Dの同期撮影はあきらめ、X5のシャッターケーブルをカメラから外して、X5はEOS Utilityのタイマーで撮影、6Dはタイマーリモコンでシャッターを押すように変更。

 シャッター信号系統の不良個所発見は、明るくなってから調べることにして、撮影を始めた時のPCスクショがこれです…薄雲が無くならなかったこと、及び、X5の撮影画像がSDカード内にRAWだけで、JPEGが残っておらず(原因不明)、撮影リストが作れない問題があり、撮影した画像処理をどうするか思案中。

xMASAx@ひたちなか

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2023/02/11
2/9のC/2022 E3 ZTF彗星がベランダ撮影可能領域に移動
先日は、北側の部屋の窓からSky Memo Sで撮影した後、ガイド不良もあり、リベンジを狙っていたのですが、天候が悪く、そのうち、撮影可能領域から外れてしまい、諦めていました…ところが、彗星がいつの間にか、北天から南天に移動していることに気づき、ZTF彗星を2/9に撮影した画像をアップします。今回もイオンテールははっきりとは映らなかったのですが、彗星特有の奇麗なエメラルドグリーンが写り、美しいです。

 撮影前は、61EDPHUをリモート撮影システムからバラシて、Sky Memo Sに搭載していたため、これらを以前のように同システムに復元したのですが、主鏡BKP130と副鏡61EDPHUとガイドカメラ用FMA135の光軸がバラバラで、且つ、EQ6Rの極軸も大きく狂っていたので、彗星導入に苦労しました。ステラナビでGOTO導入しても彗星が無く、カメラのモニタでは全く星や彗星が見えないので、近辺を8s程度で撮影しながら探ったのですが、なかなか見つからず、たまたま、ガイドカメラでリアルタイムで彗星をとらえても、肝心の主鏡・副鏡のFOV内には、その姿が無く、導入に苦労しました。

 なので、撮影後、気合を入れて、極軸調整と3本の光軸合わせを行いました。この時、副鏡の微動雲台が副鏡+カメラの重さで、天体を狙う方向変化によって、重力で撓んでズレてしまう欠点を解消するため、副鏡から微動雲台を外して、BKP130の鏡筒に直付けして、微動雲台は、ずっと軽いガイド用FMA135 に取り付けました…
 寒波が来ている点や、最近はリモート撮影で、撮影で長時間、外に居ることが無かったのでので、めちゃくちゃ寒かったですが、3軸の光軸が合い、3本のカメラのFOVセンタが、ほぼ同一になりました…
 2/10は雨なので試してはいませんが、これで万一、彗星や星雲などのGOTO導入に失敗しても、ガイドカメラで、天体周囲の星の映像をリアルタイムで見ながら、SynScanで望遠鏡の方向をリモートでScan操作して、彗星/星雲を探索できるので、それらの導入失敗からの回復がより簡単にできるはずです…

xMASAx@ひたちなか 2023/2/11 03:24 記

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2022/2/11 13:21追記:
1)ステライメージ9のメトカーフ自動処理は、クソです:
・自動処理のフラット処理では、センサのゴミが取れない。詳細編集モードでは、ごみが取れるので、自動処理のバグです。
・19:59〜20:12と20:27〜20:40の2群の撮影データをメトカーフコンポジットすると、2つの彗星でコンポジットされ、NG⇒アルゴリズムの欠陥。
2)そこで、DSSで、上記の2群の計20分の撮影データを彗星・星静止コンポジットしました。DSSは色抜けがありますが、なんとか色出しした画像を追加アップします。

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2023/02/10
ZTF彗星(2月8日)
自宅で撮影した2月8日のZTF彗星です。最初の写真はC-MOSカメラで撮像した元画面ですが、彗星コマが青色、尾がオレンジ色を帯びていますので主にPhotoshop Elementで画像を処理して色彩を強調した写真を追加しました。オレンジ色からダストの尾の広がりがよくわかります。
撮像データ:2023年2月8日22h04m16s Borg77RD2 f=500mm×0.5 Neptune-C2 IRCutFilter 露出4sec×15Stack=60sec Gain 397 撮影地NaraCity         渡邉百樹(奈良市)

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2023/02/09
きょうの太陽黒点
きょうの太陽黒点です。
肉眼黒点の回帰かどうかは緯度を見てみる必要がありますが、本日午後2時30分の画像で東縁ギリギリに黒点が認められ、これが回帰黒点かも知れません。さらなる観察が必要です。

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2023/02/08
きょうの太陽黒点
またまた太陽黒点です。
先々週ほどではありませんが、比較的大きな黒点群が見られます。
例の肉眼黒点が回帰するとすればそろそろですが、朝の観測では見られませんでした。
しかし、夜に、「宇宙天気予報」で太陽像を見ると、東縁のほぼ同位置に黒点が姿を見せつつあります。ひょっとしてもどってきたのかも・・・。注目です!。

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