天体写真+α

2023/02/01
C/2022 E3 ZTF彗星を2階北側部屋から2/1未明に撮影
1,題記の彗星は、新年に北天に移動し、2階ベランダからの撮影は困難になったので、撮影できませんでした。 10年来の寒波で、とても寒いので遠征は諦めていましたが、彗星が北極近辺まで来たので、ダメ元で2階の部屋の北側窓から撮影してみました。
 久し振りのSkyMemoSによる撮影で、彗星導入&アライメント調整に非常に手間が掛かりました。
 年末に比べて、明るく、大きくなりました(12/30はFL650mmに対して、今回はFL274mm)が、極軸アライメントが悪くて露出が10sしか稼げず(前回は60s)、61枚をメトカーフコンポジット(σクリッピング)しましたが、露出不足でイオンテールは現れませんでした。
 リモート撮影システムでは、暖かい部屋でボタン一つで彗星を自動導入できるのに対して、今回は部屋の中とはいえ、窓を開けっぱなしで外と同じなので、めちゃめちゃ寒く、且つ、目検討での彗星導入が結構大変でした。
 特に、部屋からなので庇や窓枠が邪魔して、適切な撮影時刻を選び難かった点、彗星を視野の中に入れた後、中心にアライメント調整するのが難しかった点などがあり、非常に時間がかかりました…なので、画像の北までアライメントする余裕が無く、画像の北は、上ではなく右斜め下(のはず)です…メトカーフ合成による星の軌跡から判断してください。
 実は、長いイオンテールが写るように縦構図で撮ったのですが、ノートトリミングで横構図画像に仕上げてしまいました…写りがいまいちなので、手抜きです
===> 1) 縦構図に変更し、北の矢印追加 & 誤記訂正: EQ6R ⇒ SKYMEMO S@2/2 12:49。

 EQ6Rのリモート撮影システムなら、事前にカメラセットアップ時に調整しておけば、気にせずに自動で北が上または横になる点、ボタン一つで自動導入できる点、オートガイドする点、暖かい部屋でできる点など、その有難さが今さらながら判りました。

 xMASAx@ひたちなか 2023/2/1 17:55記

2.最初に撮影した頃は、極軸が合っていて15sでも追尾良好で、且つ、カメラの方向も横構図ですが、上が北でした。その1枚ものの画像を2枚目に添付します。左斜め下の影は、2階屋根の庇です。この状態で撮影を継続できれば良かったのですが、カメラが三脚にぶつかり、追尾不能となり、撮影できませんでした。

3.そこで、カメラが衝突しないレイアウトを色々試した後、その3時間後の写真2枚を比較明合成した画像を添付します。僅か8分でも、これだけ彗星は移動し、動きが速いです。

4.2枚のコンポジットしない画像のほうが、写真としては奇麗な気がします。追尾が悪いことが、コンポジット画像が良くない理由かもしれません。

 xMASAx@ひたちなか 2023/2/2 18:35記

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2023/02/01
ZFT彗星(C/2022E3)
31日の未明、月が山に沈み月明の影響が無くなった1時半ごろから200mm望遠レンズで撮影を開始しました。15秒露出で連写をして、寒いので家の中で待機。撮影を終えて、そのまま就寝しました。
あとでチェックしたら、撮影途中に雲が写野を横切っていたので、その部分を除いて、彗星核を基準に加算合成しました。恒星の軌跡が途切れて見苦しいのですが我慢してください。  
(山本憲行)

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2023/01/31
ZTF彗星
夜毎に月明かりが増す中、話題の彗星を撮ってみました。
淡い尾を出すにはもっと画像処理が必要です。
久し振りに彗星の色を見せてもらいました。  (湯浅)

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2023/01/26
きょうの太陽黒点
肉眼でも見えていた黒点の西没です。午後の撮影では姿を消していたかも知れません。(出口)

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2023/01/26
26日のZTF彗星
26日朝に撮った ZTF彗星(C/2022E3)をアップします。イオンテールが2゚程の長さで写りました。ただアンチテールは有るような無いような微妙です。
(山本憲行)

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2023/01/25
初心に戻って、南の星座_20230125
☆★☆ はと座(Columba) は
      おおいぬ座のハト ★☆★


今回は、「はと座 / Columba」です。
おおいぬ座の西南にあり、南中高度約20度
元々、大犬の鳩だったらしいよ。

             by nazu

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2023/01/25
きょうの太陽黒点
雪雲が行き交う空でしたが、うす雲を通しての撮影です。そのためか、4枚合成の太陽像は1枚ごと微妙に色が異なっていたので無理矢理の合成となり、見苦しい部分があるかと思います。
肉眼黒点はまもなく西没となります。1月13日の出現からおよそ2週間、楽しませてもらいました。(出口)

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2023/01/25
25日のZTF彗星
本日の明け方に ZTF彗星(C/2022E3) を撮影しました。実は望遠鏡を出したかったのですが、ものすごい強風 且つ酷寒だったので望遠鏡ではブレてしまってダメだと判断しました。(私の25cm、風に弱いのです。)そこで200mm望遠レンズで撮影しましたが、イオンテールとダストテール以外にアンチテールらしきものも写りました。本当にアンチテールなのかどうか確認のためにZTF彗星の軌道要素を調べるとΩ=302.555°です。そして1月23日の太陽黄経=302.379°なので地球がZTF彗星の軌道面を2日前に横切っていたことが分かりました。故にアンチテールで間違いないと思います。ここ数日は見える可能性があるので 26日の明け方にも撮影するつもりです。  山本憲行

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2023/01/24
本日(1/24)の黒点を撮影
 ここ数日、天気がすぐれず、朝は曇っていましたが、午後になり晴れ間が広がったので、BKP130(FL650mm)+Kiss X5のリモート撮影システムで、太陽黒点を撮影しました。
 そのうちの1枚を添付します。早いもので、肉眼黒点は西の端に移動していました。

 ついでに、リモート撮影中のPC画面のスクショも添付します。

 xMASAx@ひたちなか 2023/1/24 22:45記

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2023/01/24
きょうの太陽黒点
きょうの太陽黒点です。肉眼黒点は西縁に近づきそろそろ見納めです。2週間後、ふたたび姿を現すのでしょうか。

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