天体写真+α

2023/04/23
春の銀河その3+
春の銀河その3で紹介しましたうみへび座のM83の画像を撮り直しました。渦状の腕が明瞭になっており、前回は機材の性能を十分に生かしきれていませんでした。
ところで、私も望遠鏡の焦点距離を間違っていました。電子観望などに使っているBorg77ED2の焦点距離は500mmと思い込んでいましたが、実際は510mmでした。お詫びして訂正します。   (渡邉)

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2023/04/21
きょうの太陽黒点
きょうの太陽黒点です。昨日の部分日食の際にも確認できましたが、比較的大きな黒点が見られます。2日間の形状の変化もあわせてあげておきます。あと2,3日は見えると思います。
ところで、これまで10cm屈折の焦点距離は600mmと思い込んでいましたが、改めて確認すると640mmの誤りでした。お詫びして訂正いたします。本来ならば過去の掲載画像で10cm望遠鏡使用画像のデータ修正が必要ではありますが、もう修正はかけませんのでご容赦下さい。
(出口)

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2023/04/20
部分日食です
きょうは、ほんの気持ち程度の部分日食でした。
最大食分の時刻はこのあたりの時刻かと・・・。
開始や終了の時刻もはっきりせず、のちほどゆっくりと整理してみます。(出口)

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2023/04/20
超部分日食
部分日食があることを忘れてました。
外に出ると薄雲があるものの、記録できそうなので
写しました。14時38分頃、直径100mmの太陽が1mm弱
欠けるような現象でした。食分でいうと0.001位?
直前にタイマーを合したのですが、38分⇒37が正かも。
潮岬36分,浜松38分(天文年鑑)
                  湯浅祥司  

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2023/04/18
春の銀河その3
春の有名な銀河を3点紹介します。(渡邉)
@M104 おとめ座 8.7等 メキシコの帽子ソンブレロの形からソンブレロ銀河と呼ばれている。日本では市女笠の形である。暗黒星雲が中央に横切っている。
AM83 うみへび座 8.2等 南の回転花火銀河またはねずみ花火銀河とも呼ばれる。低空であるが10分以上の露出で渦巻きが現れる。なお北の回転花火銀河はM101(おおぐま座)である。
BNGC3115 ろくぶんぎ座 9.3等 糸を紡ぐ紡錘の形からSpindle銀河と呼ばれる。E6ランクの楕円銀河である。

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2023/04/17
金星と水星とM45 @2023/4/13
金星とM45すばるが接近するというので、4/13に撮影しました。最接近ではないですが、それなりに近いです。
 撮影対象が西北西の方向で、2階ベランダのBKP130+EQ6Rでは、方位的に家の壁が邪魔して撮影困難なので、2階ベランダの西の端にスカイメモSを置いて、カメラレンズで撮影しました。
 1枚目は、水星も地平線近くにあったので、Canon EF24-70mmで、FL70mmで撮影した「金星と水星とM45」です。
 2枚目は、Sigma30-300mmのFL190mmで撮影した「金星とすばる」のアップです。トリミングして拡大してあります。すばるの左斜め上の緑色の星状のようなものは、何でしょうか?
 ステラナビの星図には無いので、宇宙線のホットスポット、もしくは、静止衛星、それともUFO?

 xMASAx@ひたちなか 2023/4/17 14:02記

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2023/04/15
Star Information 20230415
☆★☆ 冬の星座、終演です。(改)★☆★
      オリオン座 / おおいぬ座


   太陽が沈んだ後、金星が我が物顔に輝いています。
   西南の空には、それに負けずシリウスがひかります。
   寒中、明るさをほこっていたのに、今は勢い無く感じます。
   夜深まれば、沈む、冬の星座の残影です。
                  by nazu

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2023/04/13
青い太陽
黄砂が日本中を覆っています。光環が撮れるかもと期待して太陽を撮影しました。結果はご覧の通りで、太陽の周囲は青い光に包まれていました。Wikipediaの黄砂の項目に天体の変色についての説明がありました。引用です「この変色現象は、黄砂の粒子が太陽光の一部を遮蔽して弱め、残りを散乱することで起きる。青の変色は主にミー散乱によるものと考えられており、同様の原理で火星の地上で観望する夕焼けは青くなる。」 火星探査機が撮影した青い夕焼けの写真がありましたね。  (渡邉)

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2023/04/12
春の銀河2+星雲
晴れた夜は口径77mmの望遠鏡にC-MOSカメラを取り付けて自宅で星雲・星団を観望しています。今回は銀河と惑星状星雲の像です。
@NGC4565 かみのけ座:渦状銀河を真横から見るとこのような細い形になり、Needle Galaxyと呼ばれているようです。比較的大きい天体で中央を横切る暗黒体が明瞭に現れます。また周囲にNGC、IC天体が見えています。
AM64(NGC4826)かみのけ座:中心核の北側から東側に暗黒部があり、瞳のように見えるために黒眼銀河とも呼ばれます。電子観望では容易に黒眼を見ることが出来ます。
BM97(NGC3587)おおぐま座:光度12等の惑星状星雲。光芒の中に見える2つの暗い部分がフクロウの顔とされていますがどうでしょうか。近くにM108があり、こちらも観望しました。
(渡邉)

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