天体写真+α
2021/12/09
ISSと天和
前沢さん搭乗のISSが今日は非常に明るく輝きながら天頂を横切りました。10分後には中国の宇宙ステーション「天和」が出現。前2コマはオリンパスのライブコンポジット撮影で軌跡に切れ目ができません。 (渡邉百樹)
2021/12/09
100億円の旅 拝見
前沢さんたちの乗ったISSを拝見しました。乗りたい、といえば乗れる時代が来たのですね。「地球人」にとっての、ひとつのエポックをこの目で見たことになります。 湯浅祥司2021/12/03
M3に接近したC/2021 A1 Leonard彗星
題記の彗星ですが,12/3早朝のGPV/SCW予報は雨なので,諦めていました。午前2時前は曇りで,午前3時半頃になって寝る前に念のために夜空を眺めたら,あれだけあった雲が無くなっていました。急遽,望遠鏡を自宅の2Fベランダにセッティングして撮影しました。途中,オートガイド・キャリブレーションの失敗が起きるなど,焦りましたが,何とか撮影出来ました。メトカーフではM3が流れ過ぎるので,速報版として,恒星基準で3枚コンポジットしたものを添付します。
P.S.
・コピペミスで, (誤)ISO800 ⇒ (正)ISO3200 です。前日まではISO800でしたが,今回,M3撮影用に感度を上げていたのを忘れていました。写真データを修正したものを再添付します。
・同じ3コマをメトカーフコンポジットした画像を追加添付します。こちらは,M3の星像が若干流れていますが,彗星が明るく写っています。一方,最初の画像は彗星の核が斜め横に流れ,その分,薄くなっています。どちらが良いか迷ったので,両方掲載しておきます: 2021/12/3 10:43.
xMASAx@ひたちなか
2021/12/01
Planet Information " 初心に戻って " 2021201
☆★☆ 行く道を逆に進む「天王星 Uranus」(逆行中) ★☆★
11月12日、うお座に変化星(AT2021aetv)
11月19日、部分月食
11月24日、やぎ座に発見星(TCP J20441708-2037591)
11月28日、おひつじ座に発見星(新星)
と夕方の空に、エベントが続く中、プレヤデスと「天王星」が気になっていました。
「天王星」は、容易に認識できる明るい天体ですが、表面を見ることができないので
黄道を移動する様を撮影することにしました。現在、「逆行」しています。
11月14日と11月29日の写真を並べました。 400mmで撮影すると、かなり明るく
明るい星の少ない「おひつじ座」の中では、目立つ存在です。
並んだ写真を「立体視」すると、同じ星々の中に、両日の「天王星」の姿を見る
ことができますので、両の目を駆使し、ご覧下さい。見えましたか!!
by nazu
2021/11/30
NGC4631/4656に接近した彗星C/2021 A1
C/2021 A1 Leonard彗星が随分と明るくなってきました。この彗星がNGC4631くじら銀河とNGC4656ホッケースティック銀河に最接近した次の日11/25-26に撮影しました。彗星と銀河,両方を鮮明に表現したかったので,60sx87=87分間撮影し,DSSで彗星/恒星同時静止コンポジットしようとしましたが,彗星に変なジェットが出たり,NGC4656が幅広いコンポジット像になったりして,どう見ても変な画像に仕上がり,正常コンポジットできませんでした。
次善の策とし,60sx3コマの短時間にして彗星の流れを極力抑えて,SI9にて恒星基準でコンポジットしました。銀河は薄いですが,彗星と銀河の同時表現は,かろうじてできました。
今回は,
a. BKP130+EOS Kiss X5+CBP, b.61EDPHU+EOS 6D+LPR-T
の主鏡・副鏡同期撮影システムで撮影していますので,それぞれのコンポジット画像を添付します。
XMASAX@ひたちなか
2021/11/24
接近中の小惑星アポロ、他
小惑星アポロが15等星台になって来たので昨夜(23日)撮影しました。これから更に撮影条件は良くなってきて12月9日までは15等星台を保ちます。シグナスNG-16は11月21日にISSから分離され帰路に着きました。大気圏に突入する前にキューブサットの放出などを行うらしいです。
3枚目の「はるかR/B」は懐かしいミューVロケットの初号機の残骸です。24年前に打ち上げられたものですが、まだ飛んでいます。(笑)
山本憲行
2021/11/23
猿沢池のISS
今月中旬の土日は猿沢池に赤色の提灯が並びました。20日は明るいISSが北天を飛ぶ予報があり猿沢池から興福寺の五重塔を入れて撮影。@11月20日17h50m23s〜18h15m04s EOS6D ISO400 F3,5 f14mm 2sec〜4sec、364コマ比較明合成、A11月20日18h00m E-M5U ISO640 F5.6 f14mm 2sec ライブコンポジット撮影 (渡邉百樹 奈良市)
2021/11/22
ほぼ皆既月食の風景
奈良興福寺の五重塔を前景にしたほぼ皆既月食の経過写真です。17h35mから20h00mまで5分インターバルで撮影。更に最大食の頃の星景を合成しています。EOS6D、f14mm、ISO100、F5.6〜8、1.4sec〜1/320。星景は18:07、ISO800、F5.6、10sec 渡邉百樹(奈良市)
2021/11/20
ほぼ皆既の月とプレアデス星団
昨夜のほぼ皆既月食は,GPV予報通り,雲に覆われましたが,食の後半,雲を通して何とか見えました。伊勢はどうだったのでしょうか?たこ焼きとすばる(ほぼ最大食分の赤い月とM45プレアデス星団)を同時に表現するため,2.5sと5sの写真をHDR合成してみた画像を添付しました。本影の境界あたりにターコイズフリンジみたいなものも見えています。
他にも大量の画像があるのですが,雲の影響で露出オーバー/アンダーの画像が多すぎて,奇麗にまとめ・仕上げる画像処理が大変です。
………が,この後,ステライメージ9に関する会報用の2本目の原稿を仕上げないといけないので,この速報だけにしておきます。
P.S. 写真のメモに誤記があったので,写真は一旦削除しました; 2021/11/20 17:45
==> 望遠鏡名の誤記(BKP130ではなく,61EDPHUでした)を修正し,再度UPしました:2021/11/20 17:50
==>原稿を送付したので,月のアップ写真,1枚ものを追加で添付します。こちらは,本当にBKP130+EOS Kiss X5で撮影したもので,昨夜の肉眼で見たときに近いイメージに仕上げてみました。
アップにすると,よりはっきりとターコイズフリンジが出ているのが判ります:2021/11/20 23:42。
==> 月のアップ写真を掲載して,1枚目の「月とM45」と本影の位置が不一致なことに気づきました。最初の1枚目は左が北でしたので,上を北に修正したものに差し替えました:
2021/11/21 00:02
xMASAx@ひたちなか
2021/11/03
Asteroid(Dwarf Planet) Information 20211103
☆★☆ 準惑星「セレス」おうし座通過中α星に、すごく近寄ってます!! ★☆★
日付が変わる頃、東空高く、すばる星団のかたまり星と、
少し黄色っぽい星アルデバランが目立って見えます。
最近、アルデバランに、準惑星セレスが近づいています。
見た目の接近なので、何でもないようなものですが、
明るい星とも遭遇は、天文エベントと言えるでしょうか。
昨日、その接近中の星たちを撮影しました。あいにく、
薄雲がありましたが、比較的明るいセレスがアルデバラン
の光芒のそばに写りました。 by nazu