天体写真+α

2022/06/05
ウクライナ・カラー
昨夜(4日)熊野古道のヒメボタルを写しに行ってきました。昨年より元気に飛び回っていました。ステライメージで16枚重ねてあります。58mm F1.2 10秒 6400 です。口径食が出てますが、色もしっかりのってくれました。まさに、ウクライナ・カラーです。湯浅祥司

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2022/05/31
Meteor-Shower Information 20220531
☆★☆彡 五月初めの空に天の川、そして
 みずがめ座η群の流星、ふたつ ★☆★彡


五月の初旬の晴れの夜、撮影した写真に、ふたつも、
流星が写っておりました。

みずがめ座η流星群の活動期にあったので、
これらの経路を延長して、群の流星と判断しました。

みずがめ座は写っておりませんが、天の川に出現した
流星たちでした。  by nazu

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2022/05/29
ω星団・M104
5月27日は天気がよかったので、久し振りに81cmで撮影しました。
ちょうどω星団が八鬼山の稜線の低い位置で見える時期です。M104は5枚ほど重ねてみました。いつものように、もう少し何とかならなかったか、と思います。           湯浅祥司

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2022/05/07
環状星雲と三日月星雲を撮ってみました
 5月GWも夜の天候がすぐれない日が多かったのですが、5/4夜は、晴れたので、天体撮影しました。
 夜空を見上げると、早いもんです、もう夏の星雲の撮影ができる季節になりました。

・1枚目:こと座のM57環状星雲。
 FL650mmでは、ちょっと視直径が小さすぎるので、拡大したものを左上に添付した写真をアップします。やはり、拡大率不足で、中央の星の解像が今一つですが、何とかわかります。

・2枚目:白鳥座にあるNGC6888/C27三日月星雲(散光星雲)
三日月と言うよりも、クラゲのように見えますが...この星雲は、赤緯値凾ェ38°と高く、自宅屋根のひさしに邪魔されて、撮影時間が限定される対象です。
まぁ、北アメリカ星雲NGC7000(=44°)よりは、制約が少ないですが…
 もっと露出を稼ぎたかったのですが、3分x18枚=24分で、ひさしに邪魔されてしまいました。露出不足を補うため、今回は、StarNet++の画像処理を初めて加えてみたものをアップします。
 ちょっと、仕上げがハード過ぎたかもしれません…が、星消しソフトStarNet++V2は、噂にたがわず、星雲の画像処理に強力な武器となりそうです。
 
 ところで、今回も撮影が順調にいかず、以下の2つのトラブルにあいました:
1)誤操作か誤動作か、はっきりしませんが、リモートで星雲自動導入時に、赤道儀EQ6Rが暴走して三脚に当たり停止。その後、電源OFF/ONで再投入しても、モータドライバー電源がONせず、EQ6Rの電源投入直後のイニシャライズで両軸非応答エラー発生。
 「故障⇒シュミット送り」かと思ったけれど、モータインターロックが作動したと楽観的に判断し、EQ6Rの電源コードを外して、しばらく放置することにした。
待つ間に、インターロックを外すのなら、SynScanコントローラー初期化で早く復帰できないかとも考えたが、下手に動いて、コントローラ再設定の余計な手間が生じて、トラブルの連鎖を生じさせるかもしれないと考え直して、数十分、そのまま放置継続
…その後、EQ6Rの電源をONしたら、ドライバーONの音がしなかったので、ダメかと思ったが、イニシャライズ・エラーが発生しなかったので、試しに1StarAlignmentをコマンドしたら、赤経・赤緯軸が正常動t作し、ほっと一安心。

2)アライメント確認のため、DC電源に接続しているCanon EOS Kiss X5をPowerONしたら無応答。
EOS6Dは正常起動したので、DC電源ソース側である12V/ACバッテリーに問題なし。前述の暴走で、カメラKiss X5になんらかのトラブルが起きたのかも…カメラ専用バッテリーでカメラKiss X5を起動したら正常にPowerONしたので、カメラ自体は正常。
カメラのDC電源ケーブルを疑い、DC電源を解体したら、DC電源ケーブルが基板上で断線していることを発見。急遽、半田づけし直して、復旧。

 まぁ、天体撮影には色々と問題は起きます。
遠征撮影なら、こんなに早期復旧とは、いかず、撮影中止して、帰宅となるのでしょうが、そこは、自宅撮影なので、トラブルシューティングは何とかなっています。

P.S: 2枚目が少し眠たい画像なので、明度を上げ、誤記Starnet ⇒ StarNet に修正しました @ 2022/5/7 22:19

 XMASAX@2022

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2022/05/04
超新星 SN2022hrs in NGC4647
4月16日に板垣さんが発見した超新星を撮影しました。
4月22日に撮影した時は13.1等星でしたが、その後増光して5月3日の撮影では12.5等星でした。
今がピークの様です。 (山本憲行)

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2022/05/04
Star Information 20220504
☆★☆ 五月の夜明け前、
         東空に見える惑星列
  (Saturn,Mars,Jupiter,Venus )★☆★


今頃になると、随分夜明けも早くなり、3時半には薄明が始まります。
東の空は、すでに、天の川は過ぎ、地平線間際に、明るい「金星」が見え、
5/2(添付写真)では、すぐ横に「木星」、右上に視線を移すと「火星」
さらに、「土星」が見えます。木星と火星の間には、「海王星」があるのですが
高度が低く写りませんでした。

    「金星-木星-海王星-火星-土星」

が並んで見えているということです。  by nazu

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2022/04/29
久し振りの星雲撮影NGC3115 & 4565
ちょっと、薄雲がありましたが、せっかくの月明かりの影響の無い晴れた夜だったので、2か月半強ぶりに天体撮影しました。

 対象は、タイトルにあるように、春の代表的銀河である「スピンドル銀河NGC3115」と「ニードル銀河NGC4565」で、薄雲があった割には上手く撮れました。
 ニードル銀河のほうが、サイズが大きいので、迫力のある写真になり、気に入っています。尚、コンポジットで北側に無効画像部が生じたため、少し、トリミングしています。

 撮影が久し振りなこともあり、以下に示すように幾つかトラブルがあり、撮影するまでの準備に2時間ほどかかりました:
1)ヘッドライトが、瞬間的に点灯後、消灯してしまうトラブル: 3個中1個の単三電池が完全に放電し、0.1V 以下が原因で、電池を新品に交換して解決。
2)主鏡BKP130+Canon Kiss X5のピントズレと回転方向ズレの修正。
3)ガイド鏡、副鏡61EDPHUのピントズレと回転方向ズレの修正。
4)Canon Kiss X5の画質設定で、いつもはRAW+JPEGで撮影しているのだが、RAWだけのミス⇒写真リストはJPEGのEXIF情報から自動作成しているので、後処理が面倒……
5)星雲のカメラ視野(FOV)内への導入は、ステラナビST11で一発で決まるのだが、星雲をFOVのど真ん中に持ってくるレイアウト調整が上手くいかず、ど真ん中への導入にすごく時間がかかりました。
6)薄雲のせいか、ガイド星が暗くて、時々オートガイドにロストが発生しましたが、なんとか撮影できました。

 XMASAX@ひたちなか

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2022/04/17
4月の満月
北アメリカの先住民では4月の満月をピンクムーンと呼ぶそうです。ピンク色の花が咲く時期が由来のようですが、日本では桜色でしょうか。すでにソメイヨシノは散っていますが、八重桜が開花しています。奈良市興福寺境内にて撮影。   渡邉百樹

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2022/04/14
Comet Information 20220414
☆★☆ 東の空低く、コプフ(0022P)彗星
  ( Kopff with Mars & Saturn )★☆★


近頃の夜明け前の東空では、惑星たちがパレード
しています。最初に「土星」、続いて、「火星」
そして、輝く「金星」、一緒に「木星」「海王星」。

そんな明るい星々の中、「コプフ彗星」がチョロチョロ
しています。撮ってみると、なかなか手ごわく、確認する
のがやっと、予想されている光度より、暗いようです。
400mmで撮影した9枚の写真を合成して、「彗星」から
「土星」までの写真を作りました。 by nazu

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2022/04/07
桜とISS
4月4日と4月7日のISS飛跡を満開の桜を入れて撮影しました。  渡邉百樹(奈良市)

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