天体写真+α

2023/09/16
☆ Star Information 20230916
☆★☆ 少し秋の気配の
      夜半には、すばる星。 ★☆★


     日付が変わる頃、東の空を仰いてみませんか。
     きっと、明るく輝く星を見つけることでしょう。
     最大光期にむかう木星です。 左には、M45
     プレアデス星団が、両者の中間には、天王星も
     ありますよ。     by nazu

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2023/09/11
10日朝の西村彗星+月探査機スリム
10日の明け方、快晴であったので平塚市北金目までプチ遠征して「西村彗星」を撮影しました。(自宅からはもう見えない)
天文薄明開始時の彗星高度は0.7°で、撮影時の高度は 6.0゜でした。
撮影時には既に航海薄明が始まっていたのでその明かりと光害と
低空のモヤ&薄雲に悩まされましたが、何とか写りました。1.5°弱の尾がありました。

なお、撮影の合間に9月7日にH-2A-47号機で打ち上げられたクリズム、スリム等も撮りました。
予定ではクリズム、スリム、H-2A最終段、下部フェアリング(左右)、アダプターの計6個の衛星が誕生するはずでしたが、公開されたTLEによると、更に2個のデブリが生じていて計8個の衛星が飛来しました。
そのうちの5個が写りましたが、TLEが混乱しているのかどうか
同定が難しいです。例えばスリムが写ったはずなのですが、どう見てもH-2Aとしか思えません。
スリムとH-2AのTLEが逆になっているのでは?と思っています。
(山本憲行)

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2023/09/07
Comet Nishimura Information 20230907
☆★☆彡 雲があっても見える、9月7日の
 Nishimura 彗星 ( c/2023 P1 ) ☆彡


     この日の伊勢、夜明け前はたくさんの雲が
     流れていきます。 太陽からの光は迫り、
     雲の切れ間もほとんどなく、それでも撮影。
     雲があっても、尻尾は見えてますよ。
            by nazu

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2023/09/07
7日朝 の 西村彗星
6日の夜は深夜12時過ぎまで雨が降っていました。SCW予報では雨は上がるものの朝方の天気は全くの曇り。今夜も西村彗星は諦めて就寝しましたが、3時40分に少し寒気を感じて目が覚めました。エアコンをOFFにして寝ようと思いましたが、念の為に外に出てみると、雲量7/10ぐらいで下弦の月が見えていました。東天は曇っているので、やはりダメかと思いつつも、この先の天気予報も台風13号の接近で芳しくないので、ダメ元で近く(500mぐらい)の東天が開けた場所へ行きました。低空には少し雲間があり金星が見えていました。雲はゆっくりと動いているので、雲間から彗星が現れるのを待って、どうにか撮れた画像をアップします。1.5°くらいの尾があります。雲が無かったらもっと良く写っただろうと思いますが、それは贅沢かな?
(山本憲行)

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2023/09/03
2023/9/3早朝のC/2023P1西村彗星
題記の彗星を61EDPHU(FL=274mm)+SV405CC+UHCで60sx8=8minをメトカーフコンポジットしました。随分と明るくなり、尾もはっきり・長く写るようになりました(尾は1.8度以上)…ただ、薄明開始後24分からの撮影開始で空が明るくなっている点と満月過ぎの月明かりの点からか、尾の後半の「うねうね」は写っていません....

(1)実は、9/2早朝も、WOWOWでLPGAゴルフを見ていて、前半は3位タイと好調だった「しぶこ」が、後半INに入って3ボギーと転落し、見る気が失せたので、SCW予報は曇りでしたが、空の状況を見に行きました…東北東の低い空に雲が居座って動きそうもないので、望遠鏡をセットしないで傍観。しかし4時過ぎに雲が下がり、薄雲があるものの撮影可能なようでした。この時点で望遠鏡セットしても、夜明けで空が明るくなり、撮影に間に合いそうもないので、双眼鏡で彗星探しだけにしましたが、彗星があるあたりに見えませんでした…
(2)9/3早朝は、昨夜と同様にWOWOWでLPGAで「しぶこ」をみていた。同伴者は連続バーディ(結局、なんと6連続!)、一方、「しぶこ」は、惜しいバーディパットが連続で決まらず、Parばかりの悪いパターン…そのうち、昨夜と同じく、ボギー連発のパターンになりそうなので、気分転換に空を見たら、SCW予報に反して晴れていた。そこで、3時頃から望遠鏡をセットし始めたのですが、以下に示すトラブルがあり、撮影開始が4時過ぎと、天文薄明の後半になる時刻になってしまいました…だめもとで12分間撮影:
a. 赤道儀EQ6RのPower ONで"Both axes.....No response!"のイニシャルBITエラー発生。 注: BIT=Built In Test
b. α CMAで1st Star Alignmentしたら、副鏡61EDPHUとオートガイド用FMA135は、ほぼ真ん中に導入できたが、主鏡及び主鏡ファインダのFOV内にCMAαの影も形も見つからず…初めての経験で、理由が判らず、戸惑った…詳細な原因究明や、主鏡と副鏡の軸が狂ったと決め打ちして軸合わせするには、夜明けの空が近づくなか時間が足りないと判断し、主鏡撮影はあきらめ、副鏡だけの撮影に限定。
c.彗星導入前にSharpCapでプレートソルビングするも、何度か失敗…やっとソルブできDSIA表示したら、「目標が遠すぎて表示できない」とのメッセージ…訳分からず、これ以上、深入りする時間ないので、Stella Navigatorだけで彗星導入することに変更…61EDPHUのFOV右上にエメラルドグリーンの彗星が見え、彗星導入に一発で成功。

注: DSIA=Deep Sky Image Annotation(恒星や星雲名をそれらが表示されている画像の位置に表示する機能)

という訳で、やっと撮影したのがこれで、8分以降の画像は、空が明るすぎて尾がつぶれているので、コンポジットに加えず、ダメ元で撮影画像を仕上げたら添付のごとく好結果…朝、LPGAゴルフのLeader Boardを見たら、「しぶこ」は、後半バーディラッシュでToday―5、同伴者は前半6連続バーディでしたが、後半ボギー連発で崩れToday―3…うーん、判らないものですね…バスケもそうですが、途中が悪くても、諦めなければ、何とか結果が付いてくるということでしょうか…

2023/9/3 13:54 xmasa@ひたちなか記
2023/9/4 11:05記 ・誤記訂正と注記追加など一部判り難い表現を修正。
・9/4早朝は、久し振りの暴風雨で、撮影どころではありませんでした。
・昨日、彗星撮影に邪魔な東北東のプラタナスの木の一部の太い枝を3本伐採したのですが、伐採した枝が、落下せずに、そのままの状態で、他の枝に引っかかったまま、重すぎて動かせない状態でした。暗くなったこともあり、そのまま放置したのですが、この暴風雨で、それらが、どこかに吹っ飛ばないか心配です
⇒ 先ほど、風が少し収まったので見に行ったら、伐採した枝が、横倒しになって、途中の枝に引っかかっていました…大きな事故にならず、良かったです。

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2023/09/01
9月1日の西村彗星
薄雲を通して尾が見える!

西村彗星、明るくなって来ましたネ。ちょうど彗星付近にのみ雲があって邪魔でしたが、その薄雲を通して0.5°以上の尾が写りました。
満月の月明と東京・横浜の光害と薄雲に邪魔され最悪のコンディションでしたが何とかなりました。
(山本憲行)

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2023/08/28
Comet Nishimura Information 20230828
☆★☆彡 晴れた日、8月26日の
 Nishimura 彗星 ( c/2023 P1 ) ☆彡


     伊勢の夜明けの前の空は、いつも曇り雨
     光度は増加、高度は低下、ですね。
     唯一、晴れた日、があり、撮りました。
     そろそろ、月の光も加わります。
            by nazu

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2023/08/28
C/2023 P1 西村彗星 @8/25, 8/26早朝ーFL274mm
題記の西村彗星を61EDPHU(FL274mm)+SV405CC+UHCで2夜連続で撮影。
こちらも、淡いながら尾をとらえました。
8/25: 30s x 16=8min, 撮影開始時間03:50
8/26: 60s x 8=8min, 撮影開始時間03:45
と、天文薄明が始まっている中、8/26のほうが開始時間が早くて、夜空が暗い条件なので、尾が長く見えていますが、彗星自体も明るくなったのかもしれませんが…
 本当は天文薄明前に撮影できれば、BKP200と同様、もっと尾が明るく写るように思います。

 8/28 05:07 xmasax@ひたちなか

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2023/08/28
C/2023 P1 西村彗星 @8/25, 8/26早朝ーFL1000mm
題記の西村彗星をBKP200(FL1000mm)+Kiss X5+CBPで2夜連続で撮影。
ようやく、淡いながら尾をとらえました。
8/25: 30s x 6=3min, 撮影開始時間03:48
8/26: 60s x 5=5min, 撮影開始時間03:44
と、天文薄明が始まっている中、8/26のほうが撮影時間が早いので夜空が暗く、露出時間も倍に長くて条件が良いので、尾が長く見えています。
 本当は天文薄明前に撮影できれば、もっと尾が明るく写るように思います。

 8/28 04:59 xmasax@ひたちなか

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2023/08/26
25日朝方の西村彗星・他
25日の明け方にようやく西村彗星を撮影することが出来ました。
東天は自宅からは見えないので30〜40メートル離れた路上に望遠鏡を設置して撮影しました。
東京や横浜の光害が激しいので、東天低空は難しいですが、微かにイオンテールが写っているようにも見えます。
なお、近くにそろそろ明るくなり始めてきた13.3等エンケ彗星がいたので撮りましたが、イマイチです。
(山本憲行)

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